Google株の過去10年チャートから見る長期投資の実績【Alphabet株を徹底分析】

Googleの株について

この記事でわかること:

  • Google株(Alphabet)の過去10年間の株価推移
  • 長期保有した場合のリターンの実績
  • 株価に影響を与えた主な出来事

はじめに:Google株は長期投資に向いているのか?

「Google株を長期で持ち続けたらどうなるのか?」

これは多くの投資家が気になる疑問です。結論から言うと、過去10年間のデータを見る限り、Google株は長期投資家に大きなリターンをもたらしてきました。

ただし、過去の実績は将来を保証するものではありません。データをしっかり理解した上で、投資判断の参考にしてください。


Google株(GOOGL)過去10年の株価推移

以下は、Alphabet(GOOGL)の株価の大まかな推移です。

※2022年7月に1対20の株式分割が実施されているため、以下は分割調整後の数値です。

時期株価の目安(分割調整後)主な出来事
2015年約30〜35ドルAlphabet設立(持株会社体制へ移行)
2017年約45〜55ドルクラウド事業(Google Cloud)の急成長
2019年約55〜70ドルYouTubeの広告収益開示など拡大が鮮明に
2020年約50〜90ドルコロナショックの急落後、デジタル広告急回復
2021年末約145ドル業績好調により過去最高水準を更新
2022年約85〜145ドルFRBの利上げ・景気後退懸念で急落/1対20の株式分割
2023年約100〜140ドル生成AIブームの到来・期待感で株価回復
2024年約140〜190ドルAI事業の収益化が評価され、高値を切り上げ

※ 株価は市場の動向によって常に変動します。最新の株価はYahoo!ファイナンスや証券会社のアプリでご確認ください。


10年前に投資していたら?シミュレーション

仮に2015年に100万円分のGoogle株を購入し、2025年まで保有し続けた場合、資産はどう変化したでしょうか。

2015年の株価(調整後):約32ドル
2025年の株価(調整後):約175ドル前後

約5〜6倍のリターン(為替の影響は除く)になった計算です。

同じ期間のS&P500(米国株全体の指数)の上昇が約3倍程度であることを考えると、Google株は市場平均を大きく上回るパフォーマンスを出してきたと言えます。


株価に影響を与えた主な出来事

① コロナショック(2020年3月)

コロナウイルスの世界的な感染拡大で、Google株も約30%急落しました。しかしその後、在宅需要の拡大・デジタル広告の急回復により、わずか数ヶ月で株価は回復。底値で売った投資家は大きな損失を被りました。

長期投資家にとって「暴落は買い増しのチャンス」であることを示した事例です。

② 米国の利上げ局面(2022年)

インフレ抑制のためFRB(米連邦準備制度)が急激な利上げを実施。成長株全般が売られ、Google株も一時2021年の高値から約40%下落しました。

金利上昇は成長株に不利という典型的な事例。マクロ経済の理解が重要です。

③ 生成AIブーム(2023年〜)

ChatGPTの登場でAI競争が激化。Googleも「Gemini(旧Bard)」を発表し、AI事業への期待から株価は回復・上昇を続けました。

時代のテーマに乗れる企業かどうかが長期株価を左右します。

④ 株式分割(2022年7月)

2022年7月に1対20の株式分割を実施。1株あたりの価格が下がり、個人投資家が参加しやすくなりました。利上げによる株価下落と重なった年でしたが、分割により流動性が高まりました。


長期投資家が意識すべき3つのポイント

1. 暴落時に売らない

Google株のように長期で見ると右肩上がりの銘柄でも、途中で何度も大きな下落があります。暴落時にパニック売りをしないことが長期投資の鉄則です。

2. 分散投資も忘れずに

Google株だけに集中投資するのはリスクが高い場合もあります。S&P500などのインデックスファンドと組み合わせるのも一つの方法です。

3. 決算を定期的にチェックする

Googleは年4回(四半期ごと)に決算を発表します。売上・利益・広告収益・クラウド事業の成長率などを確認することで、企業の健全性を把握できます。


まとめ

項目内容
過去10年のリターン約5〜6倍(市場平均を上回る)
最大の下落局面コロナショック(約30%)・利上げ局面(約40%)
株価回復の実績いずれも数ヶ月〜1年程度で回復
長期投資の適性高い(ただし集中投資はリスクあり)

Google株は過去10年間、短期的な暴落を繰り返しながらも長期では力強い上昇を見せてきました。「暴落に動じず、長期で保有する」という投資スタイルに最も向いている銘柄の一つと言えるかもしれません。


※ 本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資は自己責任のもと、余裕資金の範囲内で行ってください。株価データは概算値であり、実際の数値とは異なる場合があります。

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